から揚げじゃなくて、チキンバスケット。
僕には、海がある。
苦しんだり、悩んだり、気が滅入ったりした時に行ける海が。
小学生のころ、毎年訪れていた観音崎の海。
銛を片手に素もぐりしたり、
一日中釣りをしたり、
丸いプールで泳いだり、
BBQしたり、
ジャングルジムの上から夕日をみたり、
蝶を採る本格的な網を振り回したり、
・・・・・・楽しかったな。
今は観音崎京急ホテルという名前に変わったけれども、当時は観音崎ビーチモーテルという名前で、各部屋に車を横付けしキッチンも付いているとってもアメリカンなホテルだった。
たどり着くまでの漁村風景が、その白い建物が見えてきた瞬間に急に胸がドキドキしてきたのを今でも思い出す。
併設されているレストラン。僕はここのチキンバスケットが大好きだった。
ケンタッキーなんて存在してない日本で、から揚げではないその呼び方に感動した。お皿じゃなく、木で編んだBOXのようなものにチキンとカットレモンとパセリ。
家で食べる大きな皿にただただドカっと山盛りになっているちょっぴり焦げたから揚げではない。まさしくチキン、それもチキンバスケットだ。
久々に骨付きの鶏肉を買って揚げたくなってきた。ちゃんと、入れ物も100均で買ってね!!